Shokz OpenFit ProとOpenFit 2+の違いは?価格差1.2万円でどっちを選ぶべきか
※本記事はメーカー公式情報、販売ページおよび日本語の公開検証記事をもとにした比較解説です。筆者が実機を使用して音質や装着感を検証したレビューではありません。価格・在庫・ポイント還元・数量限定特典は変更される場合があります。
耳をふさがないShokzの耳掛け型ワイヤレスイヤホンには、フラッグシップモデルのOpenFit Proと、価格を抑えたプレミアムモデルのOpenFit 2+があります。
どちらもオープンイヤー設計、IP55、物理ボタン、マルチポイント、Qiワイヤレス充電に対応しているため、商品ページを見ただけでは違いが分かりにくいかもしれません。
しかし、OpenFit Proには、周囲の騒音を抑えるオープンイヤー・フォーカスモード、Dolby Atmos、ヘッドトラッキング、自動装着検出などが追加されています。
OpenFit Proは、オープンイヤーの開放感を残しつつ、仕事場やカフェなどの一定した騒音を抑えて音楽や音声へ集中したい人に向いています。
OpenFit 2+は、フォーカスモードやヘッドトラッキングが不要で、片耳9.4gの軽さ、最大11時間の再生、Dolby Audio、ワイヤレス充電を低い価格で使いたい人に向いています。
メーカー直販価格の差は12,000円です。フォーカスモードを頻繁に使わない人にとっては、OpenFit 2+の方が費用と機能のバランスを取りやすいでしょう。
集中機能と上位音響を重視
- オープンイヤーのまま騒音を抑えたい
- Dolby Atmosとヘッドトラッキングを使いたい
- 音楽・動画・仕事を1台でまとめたい
- 自動再生・一時停止機能が欲しい
- 価格より上位機能を優先したい
軽さと価格を重視
- フォーカスモードは必要ない
- 長時間装着するため軽さを重視したい
- Dolby Audioとワイヤレス充電があれば十分
- ランニングや散歩が主な用途
- 購入費用を12,000円抑えたい
※価格、ポイント倍率、数量限定特典、カラー在庫は変動します。楽天の販売ページで最新情報をご確認ください。
OpenFit ProとOpenFit 2+の違い比較表
まず、主な仕様と機能を一覧で比較します。
| 比較項目 | OpenFit Pro | OpenFit 2+ |
|---|---|---|
| 位置付け | フラッグシップ | プレミアムモデル |
| 発売日 | 2026年4月22日 | 2025年8月28日 |
| メーカー直販価格 | 39,880円 | 27,880円 |
| 価格差 | OpenFit Proが12,000円高い | |
| 装着方式 | 耳掛け・イヤーフック型 オープンイヤー |
耳掛け・イヤーフック型 オープンイヤー |
| 再生中の騒音低減 | フォーカスモード対応 | 非対応 |
| 音響技術 | Shokz SuperBoost 同期型デュアルダイアフラム |
Shokz DualBoost 低周波ユニット+高周波ユニット |
| 立体音響 | Dolby Atmos ヘッドトラッキング |
Dolby Audio |
| 片耳重量 | 約12.3g | 約9.4g |
| 充電ケース重量 | 約74.7g | 約56g |
| 合計重量 | 約99.3g | 約74.8g |
| 単体再生時間 | 最大12時間 | 最大11時間 |
| ケース込み再生時間 | 最大50時間 | 最大48時間 |
| フォーカスモード使用時 | 最大6時間 | ― |
| 急速充電 | 10分で最大4時間 | 10分で最大2時間 |
| ワイヤレス充電 | Qi対応 | Qi対応 |
| Bluetooth | Bluetooth 6.1 | Bluetooth 5.4 |
| 対応コーデック | SBC、AAC | SBC、AAC |
| マルチポイント | 対応 | 対応 |
| 自動装着検出 | 対応 | 非対応 |
| 本体操作 | 物理ボタン | 物理ボタン+タッチ操作 |
| 防塵・防水 | イヤホンIP55 ケース非防水 |
イヤホンIP55 ケース非防水 |
| カラー | ブラック、ホワイト | ブラック、グレー |
※価格および仕様は2026年6月18日時点のメーカー公開情報を基準にしています。バッテリー時間は音量、再生内容、接続環境、使用機能などで変わります。
価格差12,000円で増える主な機能
-
オープンイヤー・フォーカスモード
周囲の騒音を低減し、音楽や音声を聞き取りやすくする機能です。 -
Dolby Atmosとヘッドトラッキング
頭の動きに合わせた立体的なリスニング機能を利用できます。 -
Shokz SuperBoostと大型ドライバー
OpenFit Pro専用の上位音響構成が採用されています。 -
自動装着検出
イヤホンを外すと一時停止し、装着すると再生する機能に対応しています。 -
長いバッテリーと高速な急速充電
通常時は最大12時間、10分の充電で最大4時間再生できます。
最大の違いはOpenFit Proのフォーカスモード
OpenFit Proを選ぶ最大の理由は、Shokzが「オープンイヤー・フォーカスモード」と呼ぶ騒音低減機能です。
OpenFit Proは、耳を密閉しないオープンイヤー構造を維持しながら、トリプルマイクと耳の形状に適応するアルゴリズムを使い、周囲の不要な騒音を低減します。
Shokzアプリからフォーカスモードのノイズ抑制レベルを調整できるため、作業へ集中したい場面と、周囲の気配も把握したい場面で使い分けられます。
フォーカスモードが役立ちやすい場面
- エアコンや換気扇が動いている仕事部屋
- 一定した環境音があるカフェや共有スペース
- 家事中に音声コンテンツを聞き取りたいとき
- 周囲を完全に遮断せず作業へ集中したいとき
- 音量を必要以上に上げずに聞きたいとき
フォーカスモードを目的にしなくてよい人
- 静かな自宅での使用が中心
- ランニング中は周囲の音をできるだけ把握したい
- 強い遮音性を求めている
- 騒音対策より軽さを優先する
- フォーカスモード使用時の最大6時間では足りない
日本語の実機検証記事でも、OpenFit Proの騒音低減は、密閉型ANCの代替というより、オープンイヤーの性質を残しながら一定の環境音を弱める機能として評価されています。
Dolby AtmosとDolby Audioの違い
OpenFit ProとOpenFit 2+は、どちらも立体感や広がりを意識した音響機能を搭載していますが、名称と機能が異なります。
OpenFit ProはDolby Atmosとヘッドトラッキング
OpenFit ProはDolby Atmosに最適化され、ヘッドトラッキングにも対応しています。
ヘッドトラッキングを有効にすると、頭の向きが変わった際に音場の位置を調整し、正面に音源があるような空間表現を楽しめます。映画やライブ映像など、音の位置や広がりを楽しみたい用途と相性があります。
OpenFit 2+はDolby Audio
OpenFit 2+はDolby Audioに対応しています。音楽、映画、動画などで広がりのあるサウンドを楽しむための機能ですが、OpenFit Proが搭載するヘッドトラッキングには対応していません。
対応コーデックはどちらもSBC・AAC
BluetoothのバージョンはOpenFit Proが6.1、OpenFit 2+が5.4ですが、メーカーが案内している対応オーディオコーデックは、どちらもSBCとAACです。
Bluetoothの数字が新しいからといって、それだけで音質が大幅に向上するわけではありません。音質にはドライバー、音響設計、装着位置、音源、イコライザーなども関係します。
重さはOpenFit 2+が有利
イヤホン片側の重さは、OpenFit Proが約12.3g、OpenFit 2+が約9.4gです。
差は片耳約2.9gです。数字だけでは小さく見えますが、耳に掛けて長時間使用する製品では、重量差が装着感へ影響する可能性があります。
機能を追加した分だけ重い
大型ドライバー、フォーカスモード用マイク、自動装着検出などの機能を搭載し、片耳約12.3gです。
メーカーは柔らかいシリコン素材とニッケルチタン合金製イヤーフックを採用していますが、装着感には耳の形やメガネとの組み合わせによる個人差があります。
長時間装着では軽さが強み
片耳約9.4gで、OpenFit Proより約2.9g軽い設計です。
一日を通して装着する人、仕事中につけたままにしたい人、ランニング中の重量を抑えたい人には、軽さが明確な選択理由になります。
ケースを含む合計重量も、OpenFit Proが約99.3g、OpenFit 2+が約74.8gです。バッグへ入れる場合は大きな差になりにくいものの、ポケットへ入れて持ち歩く場合はOpenFit 2+の方が軽量です。
バッテリーはProが少し長いが、フォーカスモード時は短くなる
| バッテリー | OpenFit Pro | OpenFit 2+ |
|---|---|---|
| 通常の連続再生 | 最大12時間 | 最大11時間 |
| ケース込み | 最大50時間 | 最大48時間 |
| 騒音低減使用時 | 最大6時間 | 非対応 |
| 10分間の急速充電 | 最大4時間 | 最大2時間 |
| Qiワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
通常再生ではOpenFit Proが1時間長く、ケース込みでは2時間長くなっています。急速充電はOpenFit Proの方が強く、10分の充電で最大4時間再生できます。
一方、フォーカスモードを使用すると、OpenFit Proの連続再生時間は最大6時間になります。フォーカスモードを一日中使う場合は、途中でケースへ戻して充電する運用も考えておきましょう。
※メーカー試験は管理された環境と指定音量で行われています。実際の再生時間は音量、Dolby機能、フォーカスモード、接続環境、通話時間などで変わります。
通話用マイクのノイズ低減は両方にある
OpenFit Proにフォーカスモードがあり、OpenFit 2+にはないと聞くと、OpenFit 2+にはノイズ低減機能が一切ないように見えるかもしれません。
しかし、OpenFit 2+にも、通話中に周囲の雑音を抑えて自分の声を届けやすくするAI搭載マイクがあります。
Web会議やスマートフォン通話が主な用途なら、OpenFit 2+も候補になります。屋外通話や風のある環境まで重視する場合は、上位のマイク構成を採用したOpenFit Proを比較する価値があります。
ただし、通話品質は周囲の音、風向き、接続端末、使用アプリなどに左右されます。メーカー試験値だけで、あらゆる場所で完全に雑音が消えるとは判断できません。
運動・ランニング用途ではどっち?
どちらも耳掛け型で、イヤホン本体はIP55です。汗や小雨を想定した運動用途に対応していますが、充電ケースは防水ではありません。
軽さを優先するならOpenFit 2+
ランニング、ウォーキング、ジムなどでは、片耳約9.4gのOpenFit 2+が選びやすいです。フォーカスモードを使わず、周囲の状況を把握しながら運動したい人にも合っています。
音質や固定力を重視するならOpenFit Pro
OpenFit Proは片耳約12.3gと重くなりますが、ニッケルチタン合金製イヤーフックと、安定性を高めるサポートアクセサリーを採用しています。
運動中も音の迫力や上位機能を重視したい人には候補ですが、ランニング中にフォーカスモードを強く使用すると、周囲の音が聞き取りにくくなる可能性があります。
水泳やシャワーには使えない
IP55は汗や小雨への耐性を示すもので、水中利用を示す規格ではありません。OpenFit ProとOpenFit 2+を装着したまま泳いだり、シャワーを浴びたりする用途には向きません。
ゲーム用途には向いている?
OpenFit ProとOpenFit 2+は、スマートフォン、タブレット、PCで動画や一般的なゲーム音声を楽しむ用途には使用できます。
ただし、公式仕様で案内されている対応コーデックはSBCとAACです。専用の低遅延USBドングルを使うゲーミングヘッドセットとは構成が異なります。
そのため、音のタイミングが重要な競技系FPS、音楽ゲーム、格闘ゲームを主目的にするなら、低遅延の2.4GHz接続や有線接続に対応したゲーミング製品も比較した方がよいでしょう。
OpenFit Proが向いている人・OpenFit 2+が向いている人
OpenFit Proが向いている人
- オープンイヤーのまま周囲の騒音を抑えたい
- 仕事、移動、運動を1台でまとめたい
- Dolby Atmosとヘッドトラッキングを使いたい
- 音響機能を優先したい
- 自動装着検出が欲しい
- 10分で最大4時間の急速充電を使いたい
- 価格より機能を優先できる
OpenFit Proが向いていない人
- 強力な密閉型ANCを求めている
- 片耳10gを超える重さが気になる
- フォーカスモードを使う予定がない
- できるだけ購入費用を抑えたい
- 競技ゲーム用の低遅延イヤホンを探している
OpenFit 2+が向いている人
- 軽い耳掛け型イヤホンを選びたい
- 長時間の仕事や運動で使用したい
- フォーカスモードは必要ない
- Dolby Audio、IP55、Qi充電があれば十分
- OpenFit Proより費用を抑えたい
- 音楽、音声、散歩、通勤が主な用途
OpenFit 2+が向いていない人
- 周囲の騒音を低減して集中したい
- Dolby Atmosとヘッドトラッキングを使いたい
- 自動装着検出が欲しい
- 最新のフラッグシップ機能を優先したい
- 密閉型イヤホンのような遮音性を求めている
楽天で購入する前に確認したいポイント
Shokz公式ストアか確認する
今回掲載しているリンクは、楽天市場のShokz公式ストア商品ページです。別店舗の商品を比較する場合は、国内正規品か、保証期間は何か、販売元はどこかを確認してください。
商品名だけでなくモデル名を確認する
OpenFitシリーズには、OpenFit、OpenFit Air、OpenFit 2、OpenFit 2+、OpenFit Proなど、似た名称の製品があります。
注文前に、商品ページへ表示されているモデル名が「OpenFit Pro」または「OpenFit 2+」になっているか確認しましょう。
カラーと特典を確認する
カラーごとに在庫や発送予定日が異なる場合があります。数量限定特典も、期間や在庫によって終了する可能性があります。
ポイント込みの実質差を確認する
メーカー直販価格では12,000円差ですが、楽天のポイント倍率、クーポン、ショップキャンペーンによって実質的な差は変わります。
一時的なポイント倍率だけで決めず、必要な機能に12,000円を払う価値があるかを先に判断すると選びやすくなります。
OpenFit ProとOpenFit 2+のよくある質問
OpenFit ProとOpenFit 2+は骨伝導イヤホンですか?
どちらも骨伝導イヤホンではなく、耳の穴をふさがずに空気を通して音を届ける耳掛け型のオープンイヤーイヤホンです。
OpenFit Proにはノイズキャンセリングがありますか?
Shokzが「オープンイヤー・フォーカスモード」と呼ぶ騒音低減機能を搭載しています。ただし、耳を密閉するカナル型ANCイヤホンと同じ遮音性を保証する機能ではありません。
OpenFit 2+にはノイズキャンセリングがありませんか?
音楽を聞く際のフォーカスモードには対応していません。一方で、通話時に周囲の雑音を抑えて自分の声を届けやすくするAIノイズキャンセリングマイクは搭載しています。
音漏れはありますか?
オープンイヤー型なので、音量や周囲の静かさによっては音漏れが聞こえる可能性があります。静かな職場、図書館、電車内などでは音量を上げすぎないようにしてください。
メガネと一緒に使えますか?
耳掛け部分があるため、メガネのつる、耳の形、マスクとの組み合わせによって装着感が変わります。メーカーはメガネとの併用を想定していますが、感じ方には個人差があります。
ランニングにはどちらがおすすめですか?
軽さを優先するならOpenFit 2+、音響機能や安定性を優先するならOpenFit Proが候補です。屋外では音量を抑え、周囲の交通や歩行者へ十分注意してください。
Web会議に使えますか?
どちらもマイクとマルチポイントに対応しているため、PCとスマートフォンを切り替える仕事用途にも利用できます。ただし、マイク品質は騒音、風、使用アプリ、端末によって変わります。
競技系FPSにも使えますか?
接続自体は可能ですが、対応コーデックはSBCとAACです。低遅延を最優先する競技用途では、専用2.4GHzドングルまたは有線接続に対応したゲーミングヘッドセットも比較してください。
迷ったらどちらを選ぶべきですか?
フォーカスモード、Dolby Atmos、ヘッドトラッキング、自動装着検出が必要ならOpenFit Proです。それらを使わず、軽さと価格を重視するならOpenFit 2+が合理的です。
関連記事
参考にした日本語情報
- Shokz公式:OpenFit Pro製品情報
- Shokz公式:OpenFit 2+製品情報
- Shokz公式:OpenFit Pro発売情報
- AV Watch:OpenFit Pro実機検証
- PHILE WEB:OpenFit Proレビュー
- FOCALPOINT:OpenFit Pro仕様情報
まとめ:多くの人には2+、明確にフォーカスモードが必要ならPro
OpenFit ProとOpenFit 2+は、どちらも耳をふさがない耳掛け型ワイヤレスイヤホンです。
共通してIP55、マルチポイント、物理ボタン、Qiワイヤレス充電に対応し、単体で11時間以上再生できます。
OpenFit Proの価格が高い理由は、主にフォーカスモード、Shokz SuperBoost、Dolby Atmos、ヘッドトラッキング、自動装着検出、長いバッテリー、急速充電です。
OpenFit Proを選ぶべき人
- 耳をふさがずに周囲の騒音を抑えたい
- 仕事やカフェで集中して使いたい
- Dolby Atmosやヘッドトラッキングを使いたい
- 価格より上位機能を優先したい
OpenFit 2+を選ぶべき人
- フォーカスモードは必要ない
- 片耳9.4gの軽さを重視したい
- ランニングや長時間装着が中心
- Dolby Audio、IP55、Qi充電で十分
- 購入費用を12,000円抑えたい
価格差だけで迷っているなら、フォーカスモードを週に何度使うかを考えると判断しやすくなります。
騒音のある場所で頻繁に使うならOpenFit Pro。静かな場所や屋外でのながら聴きが中心ならOpenFit 2+が現実的です。
※購入前に、商品名、カラー、販売元、保証期間、価格、在庫、ポイント倍率、数量限定特典の有無をご確認ください。